セキュリティの基礎知識
ご家庭や事業所でインターネットを安全に使うために、まず知っておきたい対策と、困ったときの相談先をまとめました。最新の脆弱性などの情報はウィルス・セキュリティ情報をご覧ください。
2026年9月更新
1まず押さえたい5つの基本
次の5つは、どの手口にも共通する基本の対策です。ご家庭でも事業所でも、まずここから確認してください。
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OSとソフトを最新にする
パソコン、スマートフォン、ルータなどの自動更新をオンにします。メーカーのサポートが終わった機器やソフトは、更新が届かないため使い続けないでください(例:Windows 10 のサポートは2025年10月に終了しています)。
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ウイルス対策ソフトを有効にする
Windows に標準で入っている Microsoft Defender でもかまいません。無効になっていないか、定義ファイルが最新かを確認します。当社ではウイルスバスター クラウド 月額版もご用意しています。
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パスワードを使い回さない
サービスごとに別のパスワードにし、使えるところでは多要素認証(スマートフォンの確認コードなど)をオンにします。詳しくは4 パスワードとログインをご覧ください。
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大切なデータのバックアップを取る
写真や業務のファイルは、パソコンの外にも保存します。バックアップ先を常につないだままにすると、ランサムウェアで一緒に暗号化されることがあります。
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「おかしい」と思ったら、開かない・かけない・入力しない
急がせるメールやSMS、突然出る警告画面は、いったん手を止めます。送り主には、メールのリンクではなく、公式サイトや手元の電話番号で確かめます。
2ランサムウェア対策
ランサムウェアとは
パソコンやサーバのデータを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりに金銭を要求する不正なプログラムです。いまはデータを盗み出したうえで「支払わなければ公開する」と脅す手口や、暗号化はせずに盗むだけで金銭を要求する手口(ノーウェアランサム)も確認されています。企業だけでなく、個人のパソコンや、取引先・お客様にまで被害が広がることがあります。
どこから入り込まれるのか
警察庁によると、現在はVPN機器など、インターネットに接している機器から、修正していない脆弱性や、漏れた・簡単なパスワード、設定の不備を突いて入り込む手口が多くを占めています。メールの添付ファイルやリンクから感染させる手口も、引き続き使われています。
被害に遭う前にやっておくこと
ご家庭・個人の方
- パソコン・スマートフォン・ルータの自動更新をオンにしている
- ウイルス対策ソフトが有効になっている
- 大切な写真や書類を、外付けのドライブやクラウドにも保存している
- 外付けのドライブは、バックアップが終わったら取り外している
- 心当たりのない添付ファイルやリンクを開かない
事業者の方
- VPN機器・ルータ・ファイアウォールの更新が出たら、すぐに適用している
- リモートデスクトップを、インターネットにそのまま公開していない
- 初期設定や簡単なパスワードを使わず、多要素認証を入れている
- 管理者の権限は、必要な人と必要な範囲に絞っている
- バックアップをネットワークから切り離して保管し、実際に戻せるか試している
- ウイルス対策ソフトやEDRを入れ、最新の状態に保っている
- 機器やサーバの記録(ログ)を保存している
- 被害時の連絡先(警察・保守業者・取引先)と手順を決め、社員と共有している
バックアップは「3つのコピーを、2種類の媒体に、1つは別の場所に」保管する考え方(3-2-1ルール)が目安になります。
感染したかも、と思ったら
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ネットワークから切り離す
LANケーブルを抜く、Wi-Fiをオフにするなどして、ほかの機器に広がるのを防ぎます。電源は切らないでください。原因を調べるための記録が消えることがあります。
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画面を記録する
脅迫の文面や表示された画面を、スマートフォンで撮影しておきます。
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身代金は支払わない
支払ってもデータが戻る保証はなく、犯罪グループの資金になるおそれがあります。
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警察に通報・相談する
最寄りの警察署またはサイバー犯罪相談窓口に連絡します(6 困ったときの相談先)。警察庁は、警察から被害の公表を求めることはないとしています。
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原因を調べ、再発を防ぐ
入り込まれた経路を調べ、関係する機器のパスワード変更と更新の適用を行います。事業者の方で個人情報が漏れたおそれがある場合は、個人情報保護委員会への報告が必要になることがあります。
一部のランサムウェアは、国際的な取り組み「No More Ransom」で公開されている復号ツールで元に戻せる場合があります。すべての種類に対応しているわけではありません。
もっと詳しく: 警察庁「ランサムウェア被害防止対策」 IPA「ランサムウェア対策特設ページ」
3サポート詐欺・フィッシング
サポート詐欺(偽のウイルス警告)
ホームページを見ている最中に、突然「ウイルスに感染しました」という画面と警告音、電話番号が表示される手口です。IPAによると、画面が表示されただけであれば、ウイルスには感染していません。画面を閉じるだけで大丈夫です。
- 表示された電話番号には電話しない
- 言われるままに遠隔操作のソフトを入れない、電子マネーやカードで支払わない
- 画面が消えないときは、キーボードの「Esc」キーを長押しして全画面を解除し、ブラウザを閉じる
閉じ方を練習できます:IPA「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)画面の閉じ方体験サイト」
フィッシング(偽のメール・SMS)
宅配業者、銀行、通販サイト、携帯電話会社などを名乗り、偽のサイトでIDやパスワード、カード番号を入力させる手口です。
- メールやSMSのリンクからログインしない。公式アプリや、ブックマークしておいた公式サイトから確認する
- 入力してしまったら、すぐにパスワードを変更し、カード会社や銀行に連絡する
- お金を支払ってしまった、契約させられたときは、消費者ホットライン「188」や警察に相談する
群馬インターネットを名乗るメールにご注意ください
当社から、お客様にメールでパスワードをお尋ねすることはありません。また、メールでお客様にお問い合わせをすることもありません。
当社を名乗ってパスワードの入力や返信を求めるメールが届いた場合は、リンクを開かず、返信もしないでください。心配なときは会員サポート窓口(027-310-8373)にお問い合わせください。
4パスワードとログイン
- 長く、推測されにくいものにする 名前や誕生日、「password」「12345678」のような簡単な文字列は避け、英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせます。
- サービスごとに変える ひとつが漏れると、同じパスワードを使ったほかのサービスにも不正にログインされます。
- 多要素認証をオンにする メール、ネットバンキング、SNS、クラウドなど、使えるものはすべて設定します。
- 覚えきれないときは、パスワード管理アプリを使う 紙に書く場合は、パソコンに貼らず安全な場所に保管します。
- 漏れた・漏れたおそれがあるときは、すぐに変える 総務省は、漏えいの事実がなければ定期的に変更する必要はないとしています。定期的な変更でパスワードが単純になったり、使い回したりする方が危険です。
当社のメールパスワードなどの変更方法:会員サポート「パスワード変更」
5ルータ・Wi-Fi・ネットにつながる機器
ルータや防犯カメラ、NAS(ネットワークにつなぐ保存装置)などは、パソコンより見落とされがちです。乗っ取られて、ほかへの攻撃の中継に悪用されることもあります。
- ルータのファームウェアを更新する(自動更新の機能があればオンにする)
- 管理画面のパスワードを、初期設定のまま使わない
- Wi-Fiの暗号化は WPA3 か WPA2 にする。WEP のような古い方式は使わない
- 使っていない遠隔操作の機能や、ポートの開放をやめる
- メーカーのサポートが終わった機器は買い替える
6困ったときの相談先
| こんなとき | 相談先 |
|---|---|
| ランサムウェア・不正アクセスなど、サイバー犯罪の被害に遭った |
群馬県警察(最寄りの警察署、または代表 027-243-0110) 群馬県警察「サイバーセキュリティ対策」 警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」 |
| ウイルス感染や警告画面など、技術的なことを相談したい(個人の方) |
IPA 情報セキュリティ安心相談窓口(電話 03-5978-7509) 受付時間などはこちら |
| 会社や組織のセキュリティについて相談したい | IPA「サイバーセキュリティ 相談・届出窓口一覧」 |
| お金を支払ってしまった、契約トラブルになった | 消費者ホットライン(電話 188) 消費者庁「消費者ホットライン」 |
| フィッシングのメールやサイトを見つけた | フィッシング対策協議会 |
| 当社の接続サービス・メールの設定について | 群馬インターネット 会員サポート窓口(電話 027-310-8373 平日 9:00~17:00) 会員サポートのページ |
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